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KRAFTON、2024年上半期は過去最高の売上高1兆3,729億ウォンを達成

  • Date2024. 08. 13

 -上半期は、売上高1兆3,729億ウォン、営業利益6,426億ウォン、当期純利益6,900億ウォン

 -第2四半期は、売上高7,070億ウォン、営業利益3,321億ウォン、当期純利益3,414億ウォン

 -今後も主力IP事業の拡大と積極的な投資による成長性の高いIPの発掘を継続していく方針

 

(株)KRAFTON(代表取締役 キム・チャンハン)は8月12日、2024年上半期及び2024年第2四半期の業績を発表しました。

KRAFTONは韓国採択国際会計基準(K-IFRS)に基づき、2024年上半期の売上高は1兆3,729億ウォン、営業利益は6,426億ウォンの成果を記録しました。

売上高は前年同期比48.3%増、営業利益は55.0%増となり、売上と営業利益ともに半期ベースで過去最高実績となりました。

また、第2四半期の売上高は7,070億ウォンで第1四半期に続き、過去最高の四半期売上高を更新し、営業利益も3,321億ウォンとなりました。前年同期比ではそれぞれ82.7%増、152.6%増となっています。

KRAFTONは、“PUBG: BATTLEGROUNDS IP”を活用した様々なライブサービスを通じて、売上やトラフィック等で堅固な成長を維持しています。また、『ダークアンドダーカーモバイル』、『inZOI』等の主要な開発タイトルの完成度を高めることや、新規IP発掘を目的としたゲームスタジオへの出資を上半期に11件を実施しています。

■2024年上半期の主な成果

“PUBG: BATTLEGROUNDS IP”は、マップの更新やコラボレーション等の多様なコンテンツを通じて世界中のユーザーから好評を博しており、その結果、前年同期と比較してトラフィックが増加し、販売効率が向上しました。

『PUBG: BATTLEGROUNDS』PC/コンソール版は、「Erangel Classic」マップサービスと『NewJeans』とのコラボレーションを中心にトラフィックが増加しました。月間のアクティブユーザー数(MAU、Monthly Active Users)は前年同期比で40%増加し、課金ユーザー(Paying user)も2倍以上に増えました。下半期にはランボルギーニコラボレーションを含むゲーム内アップデートで成長を加速する計画です。

モバイル版では、『PUBG MOBILE』と『BATTLEGROUNDS MOBILE INDIA』(以下、『BGMI』)がローカライズされたコンテンツが常に好評を得ており、マネタイズモデルの強化によって顕著な成長を遂げています。

『PUBG MOBILEは、中東の人気俳優とのコラボレーションやプログレッシブなコスチュームスキンの導入により、トラフィックと売上に大きく貢献しています。

『BGMI』は、UCボーナスチャレンジや地元の人気クリケットチームとのコラボレーションを通じて新規ユーザーを獲得しています。

主な新作ラインナップ紹介

KRAFTONは、2つの主要な開発タイトルである『ダークアンドダーカーモバイル』、『inZOI』の年内でのリリースを目標にしています。両タイトルは今月末にドイツで開催される「Ggamescom2024」 に出展するKRAFTONブースにて展示され、欧米のユーザーの反応を確認する予定です。

脱出系ダンジョンRPGの『ダークアンドダーカーモバイル』は先日迄グローバルβテストを実施していました。今回のテスト結果を基にゲームの完成度をさらに高め、10月カナダ地域にてソフトローンチを、第4四半期にはグローバルローンチを予定しています。

『inZOI』は今年の早期アクセスを目指して開発に注力しており、欧米市場で既に人気を博しているライフシミュレーションジャンルで長期的に支持されるIPとして発展することを目指しています。

KRAFTONは、プラットフォームやジャンルの多様化を目指し、株式投資や新規IP発掘を加速しています。

2021年以降、北米圏14社、欧州圏8社を含む合計27社に投資しており、これらを通じて確保したゲームのジャンルはシューティング、RPG、シミュレーション等と拡大しています。また、8月には日本のゲーム開発会社「Tango Gameworks」の事業継承を発表しました。

インドとAIにおける主な新規事業 

KRAFTONは『BGMI』を通じてインドで培った経験とノウハウをもとに、現地でのパブリッシング事業を本格的に展開しており、現地の様々な言語や文化に合わせたマーケティング活動やesports事業を通じて、現地ユーザーとの交流を広げています。

またAIの分野では、AIの研究開発能力に基づく新しいゲームプレイ体験の探求も続けています。

今年上半期には、KRAFTON傘下のクリエイティブスタジオ「ReLU Games」よりAIを活用した2つのゲームをリリースし、有名ストリーマーやユーザーから肯定的な反応を得ました。下半期にも強化学習や大規模言語モデル(LLM)を活用した新作をリリースし、ユーザーにユニークで楽しい体験を提供する予定です。

中長期的な方向性

KRAFTONは、オリジナルゲームやIPを発掘し、継続的な改善とコンテンツのアップデートを通じて着実に成長するサービスを作っていく予定です。また、“PUBG: BATTLEGROUNDS IP” のフランチャイズ事業を拡大し、自社開発、マイノリティ投資、M&A等の様々な方法で将来性の高いIPを発掘していく方針です。

  半期実績

(2024年上半期)

前年同期の実績

(2023年上半期)

前年同期比増減率(%)
      売上高 13,729 9,257 48.3%
      営業利益 6,426 4,145 55.0%
 当期純利益 6,900 3,957 74.4%

    ▲表:KRAFTON連結財務諸表基準、2024年上半期営業(暫定)実績(単位:億ウォン)

  当期実績

(2024年第2四半期)

前四半期のパフォーマンス

(2024年第1四半期)

前四半期に対する増減率(%) 前年同期の実績

(2023年第2四半期)

前年同期比増減率(%)
   売上高 7,070 6,659 6.2% 3,871 82.7%
   営業利益 3,321 3,105 7.0% 1,315 152.6%
当期純利益 3,414 3,486 -2.1% 1,285 165.7%

▲表:KRAFTON連結財務諸表基準、2024年第2四半期営業(暫定)実績(単位:億ウォン)

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